「兄弟で平等に相続したいから共有名義にしようと思っている」
「共有名義って何か問題あるの?」
「共有名義のまま売却できる?」
相続では、不動産を複数の相続人で共有名義にするケースがあります。
一見すると公平な方法に思えますが、将来的に売却や管理、さらに次の相続で大きなトラブルへ発展することも少なくありません。
この記事では、不動産を共有名義で相続するメリット・デメリットや注意点について、山梨県甲斐市の不動産業者・行政書士がわかりやすく解説します。
共有名義とは?
共有名義とは、
一つの不動産を複数人で持分割合に応じて所有することです。
例えば兄弟2人で相続する場合、
- 兄:持分2分の1
- 弟:持分2分の1
というように所有権を分けて持つことになります。
共有名義になるケース
共有名義は次のようなケースで選ばれることがあります。
- 兄弟で公平に相続したい
- 遺産分割協議がまとまらない
- とりあえず名義変更だけ済ませたい
- 売却するか決まっていない
しかし、「とりあえず共有名義」は後々のトラブルにつながることがあります。
共有名義のメリット
① 公平に相続しやすい
持分を分けることで、相続人全員が権利を持つことができます。
② 一人に偏らない
「長男だけが家を相続した」という不公平感を減らせる場合があります。
③ 一時的な対応として利用できる
売却や活用方法が決まるまで、一旦共有名義にするという選択をするケースもあります。
共有名義のデメリット
① 売却には原則として共有者全員の同意が必要
不動産全体を売却するには、共有者全員の同意が必要です。
一人でも反対すると売却が進まないことがあります。
② 相続を繰り返すと権利関係が複雑になる
兄弟が亡くなると、その持分をさらに子どもが相続します。
例えば2人共有だったものが、
- 4人
- 6人
- 10人以上
と共有者が増えていくこともあります。
こうなると、売却や管理の合意形成が非常に難しくなります。
③ 管理方法で意見が分かれる
- リフォームするか
- 賃貸に出すか
- 解体するか
などで意見が対立することがあります。
④ 固定資産税などの負担
固定資産税は共有者全員が負担します。
負担割合や支払い方法を巡ってトラブルになることもあります。
共有名義を避けた方がよいケース
次のような場合は、共有名義以外の方法も検討しましょう。
- 将来売却する予定がある
- 相続人同士の仲があまり良くない
- 相続人が遠方に住んでいる
- 将来的に相続人が増える可能性がある
おすすめの方法は?
共有名義を避ける方法としては、
換価分割
不動産を売却し、売却代金を分ける方法です。
公平性が高く、近年多く選ばれています。
代償分割
一人が不動産を取得し、他の相続人へ代償金を支払う方法です。
実家に住み続けたい場合などによく利用されます。
現物分割
土地や建物を分けられる場合に利用されます。
行政書士・不動産会社へ相談するメリット
行政書士へ相談することで、
- 戸籍収集
- 相続人調査
- 遺産分割協議書の作成
- 相続関係説明図の作成
- 法定相続情報一覧図の作成
などをサポートできます。
また、不動産会社と連携することで、
- 売却査定
- 換価分割のご提案
- 売却手続き
までワンストップで対応できます。
よくある質問
Q. 共有名義なら自由に売却できますか?
いいえ。
不動産全体を売却するには、原則として共有者全員の同意が必要です。
Q. 自分の持分だけ売却できますか?
法律上は可能ですが、第三者が共有持分だけを購入するケースは少なく、一般的には売却が難しい傾向があります。
Q. 相続人が増えるとどうなりますか?
持分がさらに細分化され、権利関係が複雑になります。
その結果、売却や活用が難しくなることがあります。
Q. 共有名義はおすすめですか?
ケースによりますが、将来的なトラブルを考えると慎重に検討することをおすすめします。
山梨県・甲斐市で相続不動産のご相談なら「不動産と行政書士のI.F.C」へ
不動産と行政書士のI.F.Cでは、山梨県甲斐市を拠点に、相続手続きから不動産売却までワンストップでサポートしています。
当事務所では、
- 相続手続き支援
- 戸籍収集
- 相続人調査
- 遺産分割協議書の作成
- 法定相続情報一覧図の作成
- 相続した不動産の無料査定
- 不動産売却サポート
- 空き家の活用相談
- 農地転用
- 相続登記に関するご相談(提携司法書士をご紹介)
など、幅広いご相談に対応しております。
共有名義は一見公平な方法ですが、将来的な売却や管理を考えると慎重な判断が必要です。
「共有名義にするか迷っている」「相続した不動産を売却したい」「山梨県・甲斐市で相談先を探している」という方は、ぜひ不動産と行政書士のI.F.Cまでお気軽にご相談ください。
